城南区
福岡市城南区（じょうなんく）は、福岡市を構成する7区の行政区の中の一つになります。
福岡市の区の中では、中央区に次いで2番目に狭い区であり、1972年に福岡市が政令指定都市になった当初は西区の一部だったのですが、1982年に西区、早良区、城南区の3区に分割されました。
区域は全てもとの早良郡の一部であり、段階的に福岡市に編入されていきました。
かつて昔は筑肥線が通っており、区内に鳥飼駅があったのですが、同線の博多駅から姪浜駅間が1983年に廃止されまして、それ以降は区内を通る鉄道がありませんでした（鳥飼駅跡は現在区役所や城南保健所などが建っている）。
しかし2005年になり福岡市営地下鉄七隈線が開業しました。
人口が密集しているわりには道路や公共交通機関の整備が大幅に遅れていたため、以前から慢性的な交通渋滞に悩まされていましたが、地下鉄七隈線の開業に加えて、区南部を横断する福岡高速5号線（堤出入口）・福岡外環状道路が開通し交通の利便性の向上が改善されました。
また、城南区役所では、鳥飼梅林線の中村大学前交差点と、福岡外環状道路を結ぶ区間（下の地図の赤い部分）を「大学のあるまちづくり」を進める「（城南区の）シンボルロード」と位置づけており、大学・学生・地域と連携した活気のあるまちづくりに取り組んでいるようです。
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