博多区
福岡市博多区は、地図上で福岡市の東側にあたり、北西から南東に向かって長く伸びた区域です。北西部では那珂川を挟んで中央区と接しており、中西側では那珂川や鹿児島本線を挟んで南区と接しています。北部で東区と、東部で志免町と、南東部で大野城市と、南西部で春日市と接しています。
また、北西端部は博多湾に面している港湾地区で、博多港を中心に倉庫や流通の拠点となっています。そして博多港にあるベイサイドプレイスからは、壱岐、対馬、五島及び玄界島へのフェリーやジェットフォイルが就航しており、その中には博多ポートタワーもあります。
北西部では、古くから港町・商業都市として栄えてきた「博多」と呼ばれる地域で、先に紹介した、天神と並ぶ福岡市の中心市街地であり、呉服町や祇園があります。その中でも那珂川と博多川に挟まれた地区は「中洲」と呼ばれ、日本でも有数の歓楽街となっている。「中洲」から南下すると、キャナルシティ博多があります。
そして市街地の南東端には博多駅があり、2011年の博多駅のリニューアルに伴い、JR博多シティが誕生しました。
元々、博多駅周辺地区はビルやホテルが林立するビジネス街としての印象が強かったのですが、博多駅のリニューアルにより、都市部の大型ショッピングモールができて、最近は商業地としての顔も芽生え始めてきました。